ここでは、実際に私が使っている自宅録音(宅録)用のPA周辺機器を、クラシックギターの演奏を録音するならという視点から紹介しています。
以前に
というブログ記事を書いたのですが、今回ご紹介するPA周辺機器が無いことには、そもそも宅録を始められません。
今回のテーマは、こちらです↓
オーディオ・インターフェース
オーディオ・インターフェースを直訳すると、
- オーディオ = マイク・スピーカー・ヘッドホン等の音響機器
- インターフェース = 中継器
これで大体意味がわかるかと思います。
通常、パソコンには、マイクをつなげるための入力端子(差し込み口)が付いていないので、つなげません。(USBのマイクならつなげます)
そのため、オーディオ・インターフェースが必要になります。
オーディオ・インターフェースがあれば、音響機器なら大概のものがつなげられて、パソコンに取り込めるようになります。
オーディオ・インターフェースは、本当にたくさんの種類がありますが、マイクの入力は最低でも2つは欲しいところです。
身も蓋もない言い方をすると、大事なのは演奏ですので、ある程度のクオリティのものなら何でもいいと思います。
(最近では、32bit / 192khzのハイスペックなモデルも登場していますが、正直なところそこまで必要なのか、私にはわかりません。Youtubeの配信では、24bit / 44.1khzが推奨されています)
モニタースピーカー
続いて、モニタースピーカーの紹介です。
モニタースピーカーやモニターヘッドホンは、音を忠実にそのまま(生の状態)で再生するのに適した再生機器です。
音楽を編集する時には、偏りのない音でモニターしながら編集すべきなので、これらがないと正しく編集できません。
逆にいえば、
- 重低音が効いている
- 高音がギラギラしている
等の個性は全くない(あったら困る)ため、モニタースピーカーやモニターヘッドホンに良い音を望むのは止めましょう。
より忠実にそのままの音を再現できるものほど良い商品ということです。
正直な感想としては、かなり優秀です。
クラシックギターのモニタリングには、過不足ありません。
スピーカーは1つだけ購入しても意味がないので、購入する際は必ずペアで購入しましょう。
(おすすめは、XLRオス / TRSフォンの端子のもの)
スピーカーとオーディオ・インターフェースを接続するためのケーブルが、ペアなので2本必要になります。モニターヘッドホン
続いて、モニタースピーカーの紹介です。
SONY ( ソニー ) / MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン
これも私が実際に使用しているものです。
どこの音楽スタジオでも使用されているスタンダードです。
世界中の音楽が、このヘッドホンでモニタリングされて作られているといっても、過言ではないかもしれません。
何を買ったらいいかわからない人は、迷わずこのMDR-CD900STを購入することをおすすめします。
まとめ
今回は、自宅録音を始めるにあたって、必要になるおすすめのPA機器を解説しました。
パソコンには、元々スピーカーやイヤホンジャックが付いていますが、宅録には向きません。
逆にいえば、パソコンのスピーカーで十分という方は、録音もスマホで十分だと思います。
それぞれのニーズに合わせて、考えましょう。
その他に必要になる物としては、
- マイクとオーディオ・インターフェースを接続するためのXLR(オス/メス)のマイクケーブル
- スピーカー2つとオーディオ・インターフェースをつなぐためのケーブル2本(おすすめは、XLRオス / TRSフォンの端子のもの)
が必要になります。
これらは、必要になるコードの長さが人それぞれですので、実際にPA機器を設置してから、考えてもいいかもしれません。
(ケーブル類は、後日ポイントで購入するのもおすすめです)