永田ギター教室のブログ
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おすすめ&使い方

ハンディレコーダーの色々

ここでは、いわゆる本格的なマイクではなく、持ち運びに便利なハンディレコーダーについて、私が実際に使っての感想とオススメ、実演を踏まえて紹介しています。

ハンディレコーダーは、

  • 出先で簡単に録音したい(レッスン、リハーサル、練習等)
  • 本格的なマイクは必要ないけど、スマホよりは良い音で録音したい
  • PCにつないで、外部マイクとしても使いたい

そんな人におすすめです。

ZOOM H1nとH6について

私は実際にはH1を使っていますが、H1はすでに生産終了しましたので、ここでは新しい同モデルのH1nの方を紹介しています。

まずは、H1とH6の実際のマイクの性能をご覧ください↓

どうでしょうか?
私には、どちらもほとんど一緒に聴こえます。

違いがあるとすれば

  • H1(44.1khz / 16bit)← 新しいH1nなら、24bitや48khz、96khzも選択できます。
  • H6(44.1khz / 24bit)← H6も同じく、自由に音質を選択できます。

このbit数の違いによる、音の深さ(奥行き)が若干あるような、ないような感じでしょうか。

マイクの性能でいえばほとんど同じというのが、私の結論です。

それでは、マイクの性能以外の部分について、書いていきます。
ここで、どちらを購入したいかが分かれてくると思います。

H1nの良いところ

  • とにかくコンパクトで、持ち運びが楽(←このメリットは大きい)
  • マイクの性能がほとんど同じなら、H6よりも経済的
  • PCに接続して、外部マイクとしても使用できる
  • H1では無理だった24bitや、48khzや96khzの選択もできる

後述していますが、H6の最大の武器「拡張性」を求めていない人には、H1nの方をおすすめします。

ZOOM ( ズーム ) / H1n ハンディレコーダー
ZOOM ( ズーム ) / H1n ハンディレコーダー

H6の良いところ

次にH6についてですが、まずH1nにできることは全てできると思って良いでしょう。
その上でH6の最大のメリットは、拡張性の高さです。

色々な高性能のマイクを4本まで接続でき、SDカードに保存できる
このおかげで、出先でも録音時のフットワークが軽くなります。

H6には、その他の機能として、アタッチメント用のZOOM専用マイクを購入すれば、用途に合わせて使い分けができます。
ですが、はっきり言ってしまえば、アタッチメント用マイクを使うくらいなら、H6の持ち味の高い拡張性を活かして、もっと高性能のマイクを接続して使う方が良いでしょう。

(H6の良さを活かすコンデンサーマイクは、こちらがおすすめです)

ただ、このH6の拡張性の高さは、他のハンディレコーダーにはあまり無い大きなメリットなので、複数のマイクを使って、出先で録音したい人にとっては、とても良い商品だと思います。

ZOOM ( ズーム ) / H6BK+アクセサリーパックAPH6セット
ZOOM ( ズーム ) / H6BK+アクセサリーパックAPH6セット

SHURE VP83Fについて

これは、マイク端子のあるデジタル一眼カメラやビデオカメラに取り付けて、良い音で録音したい人向けのマイクです。
(先に紹介したZOOM H1nでも、部品さえ揃えればカメラに取り付けできます)

私はVP83の方を使っていますが、VP83Fの方が以下の点で圧倒的にオススメです。

  • ゲインをモニターできる(VP83はできない。これが一番辛い)
  • VP83F単体でMicroSDカードに録音できる(VP83はできない。動画と音声のファイルが一緒になってしまっているので、音のみを編集したい時に困る)

他の差は軽微ですが、上記の2つの差は大きいです。
そのため、購入されるならVP83Fの方をおすすめします。

SHURE ( シュアー ) / VP83F
SHURE ( シュアー ) / VP83F

VP83の実際の音質は、こんな感じです↓
(リバーブなし、EQなしの無加工。48khz / 16bit)

まとめ

ハンディレコーダーのマイクの性能は、当然質の良いコンデンサーマイクには劣ります。
ハンディレコーダーは、その土俵で勝負している商品ではありません。
ハンディレコーダーの一番のメリットは、ポータビリティだと思います。

逆にいえば、ハンディレコーダーにマイクの高性能を求めて、高い物を購入するのはナンセンスだということです。

  • 持ち運びの良さ
  • 操作のシンプルさ
  • スマホよりは良い音質
  • 拡張性

この辺りを見ながら、自分の希望に合ったマイクを探されることをおすすめします。

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